SMAT、UNEX EVおよび業界関係者と連携し、EVスワップバッテリー・エコシステムの推進へ

2025年4月4日、Sumitomo Mitsui Auto Leasing & Service (Thailand) Co., Ltd.(SMAT)は、代表取締役社長の簑口氏の立ち会いのもと、UNEX EV Co., Ltd.(CEO兼共同創業者のPitak Pruittisarikorn氏)とMOUを締結しました。本署名式には、複数の業界関係者も参加し、タイ国内におけるスワップバッテリー・ステーションのサービス拡充および連携強化を共通目標としています。

タイにおける法人向け大手オートリース会社であるSMATは、電気自動車(EV)産業の成長を見込み、企業ニーズに対応した実用的かつ革新的なモビリティ・ソリューションの開発を通じて、企業の持続可能な成長をサポートしています。

UNEX EVは、タイを東南アジアおよび世界のスマートモビリティ技術の中核拠点とすべく設立された、バッテリースワップ型モビリティ・プラットフォームです。今後の戦略として、EV分野への投資機会を広げるため、今後2年以内に米NASDAQ市場への上場を目指しています。


UNEX EVは、EVスワップバッテリー・エコシステムの強化および持続可能なサービス拡充のため、以下のようにバリューチェーン全体にわたるパートナーと連携を図っています。

  • 自動車メーカー:MG Sales (Thailand) Co., Ltd.と連携し、自社のインテリジェント・プラットフォームに対応したバッテリースワップ技術を開発中です。初期対応車種は以下の2モデルです:
    • UNEX EV: MG EP(5人乗りスワップ式バッテリーEV)
    • UNEX EV: MG MAXUS 7(7人乗りMPV型スワップ式バッテリーEV)
  • エネルギー・スワップ・ステーション事業者:SUSCO(Susco Public Company Limited)と提携し、全国規模でのスワップステーションのネットワーク構築を目指しています。
  • オートリース事業者:SMATは、EVの普及促進を目的に、柔軟なリースプランを提供しています。MG EPのスワップ式モデルでは、利用者は日額550バーツからリース可能で、頭金は不要です。

Pitak氏は、EVエコシステムのさらなる強化とスマートモビリティの未来に向け、UNEX EVおよびそのパートナーが今後3年間で総額120億バーツ超の投資を計画していると述べました。これにより、国内で1,000カ所以上のバッテリースワップステーションの開発およびサービス開始を目指します。

最初のスワップステーションは、EVタクシー事業者のAuto Drive EV Public Company Limitedとの連携により2025年5月にプーケットで開業予定です。本プロジェクトの初期段階では、40台のEVタクシーと1カ所のスワップステーションから開始し、約1,500万〜2,000万バーツの投資が見込まれています。このステーションは最大100台のバッテリー交換に対応でき、投資回収期間は約3年と見込まれています。

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